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インディ500の予選方式(2015年)

 2日間の予選日で4つのセッションを設け、よりエンターテインメント性を高めたものとなっている。

基本ルール
①決勝フィールドは33台
②4連続4周の平均速度で順位を決定
③ドライバーではなくレースカーでエントリー

予選1日目 5月16日
(10:45a.m.-5:50 p.m. ET)
○1セッションで上位30台の暫定グリッドを決定
○エントリー1台につき、最低1回の4周のアテンプトを行う
○出走中は前日にくじ引きで決定
○くじ引きによる出走順が一巡した場合は再アテンプトは車検場先着順に出走
○車検後には左側の「プライオリティレーン」と右側の「バックアップレーン」の2列のいずれかに並ぶ
○「プライオリティレーン」はクオリファイスピードを抹消してのアテンプトし直し
○「バックアップレーン」はクオリファイスピードを維持してのアテンプト
○プライオリティレーンはバックアップレーンより優先してアテンプトできる
○10位から30位までは決勝進出確定、日曜日に全車再度アテンプトしなおしてグリッドを確定。
○トップ9台は日曜日の「ファスト9シュートアウトに進出」

予選2日目 5月17日
(10:00a.m.-12:15 p.m. ET)
○土曜日の記録は一度リセットし、10位から30位までのレースカーは
スピードの遅かった順にもう一度1発勝負の4周アテンプトをやり直し
そのスピード順にグリッドを決定する。
※前日のスピードの遅い順にアテンプトするというのがポイントですね。

(12:45-1:30 p.m. ET)
○土曜日の31位以下のレースカーはスピードの遅かった順にもう一度アテンプトをやり直す
○時間がある限りアテンプト回数は無制限
○出走順が一巡した場合は車検場先着順に出走
○車検後には左側の「プライオリティレーン」と右側の「バックアップレーン」の2列のいずれかに並ぶ
○「プライオリティレーン」はクオリファイスピードを抹消してのアテンプトし直し
○「バックアップレーン」はクオリファイスピードを維持してのアテンプト
○プライオリティレーンはバックアップレーンより優先してアテンプトできる
※このセッションが従来のバンプアウト合戦になります。

(2-2:45 p.m. ET)
○ファスト9シュートアウト
○土曜日のスピードの遅い順から4周アテンプトを行い速い順に3列目までのグリッドを決定。
1発勝負。



引用元:
インディ500の予選システム(こちら GAORA INDYCAR 実況室)

インディ500の予選方式(2014年)

2014年になって新しく変更されたインディ500の予選システム。

予選1日目 5月17日
(11 a.m.-5:50 p.m. ET)
○1セッションで上位33台の暫定グリッド決定
○エントリー1台につき、最低1回の4周のアテンプトを行う
○出走中は前日にくじ引きで決定
○くじ引きによる出走順が一巡した場合は車検場先着順に出走
○トップ9台は「ファスト9シュートアウトに進出」

予選2日目 5月18日
(10:15 a.m.-1:30 p.m. ET)
○土曜日の記録は一度リセットし、10位から33位までのレースカーは
スピードの遅かった順にもう一度4周アテンプトをやり直し
そのスピード順にグリッドを決定する。
※前日のスピードの遅い順にアテンプトするというのがポイントですね。
(2-2:45 p.m. ET)
○ファスト9シュートアウト
○土曜日のスピードの遅い順に4周アテンプトを行い
速い順にフロントローを決定。
※昨年までのファスト9シュートアウトでは時間内ならば何回でもアテンプトやり直し可能でしたが、今年からは1発勝負になっています。



 インディ500の予選のルールは、レース関係者でも正確に説明できる人がいないといわれるほど複雑怪奇である。

参考:
【おさらい】インディ500の新しい予選システム(こちら GAORA INDYCAR 実況室)
2014年インディ500の予選システム

インディ500:バンプ・デー(Bump Day)(2012~2013年)

 予選最終日となるバンプ・デー(Bump Day)。この日に獲得できるグリッドは常にポール・デーのグリッドよりも後ろとなり、アテンプト回数を使い果たしてもグリッドを獲得できなかった車は予選落ちとなる。

 まず、空いているグリッドを埋める作業から行われる。

 グリッドが埋まったら、バンピング(バンプアウト合戦)に移る。



バンピング(バンプアウト合戦)

 決勝進出をかけて、壮絶な争いが繰り広げられる。

 10番グリッド以下の24台中もっとも遅い車(必ずしも33番グリッドとは限らない)はオン・ザ・バブル(On The Bubble)と呼ばれ、グリッドをはく奪されそうな危険な状態となる。

 オン・ザ・バブルの車は、自車よりも速い車が現れると、バンプアウト(Bump Out, はじき出す、の意)となり、グリッドがはく奪され、以下のグリッドが繰り上がる。

 バンプアウトされた車は、そのときの状況に応じて命運が分かれる(下記の(a)~(c))。

 (a)ポール・デーのグリッドをはく奪されたとき:3回のアテンプト回数が与えられる。

 (b)アテンプト回数が残っているとき:残っている回数分だけ再アテンプトが可能。

 (c)アテンプト回数を使い果たしていたとき:その車は予選落ちとなり、再アテンプトは許されない。ドライバーはバックアップカー(Tカー、スペアカー)や別登録の車に乗り換えてアテンプトしなおすことになる。

 逆転グリッド獲得に成功した車は、この日の順位に従ったグリッドに収まる。

 以降は、これを繰り返す。ただし、午後6時(現地時間)にコースが締め切られ、予選が終了する。



インディ500の予選方式(2012~2013年)
インディ500:ポール・デー(Pole Day)(2012~2013年)

インディ500:ポール・デー(Pole Day)(2012~2013年)

 予選初日となるポール・デー(Pole Day)は、1~9位と10~24番グリッドを決めるセグメント1と、ポール・ポジションから9番グリッドまでを決めるセグメント2&3に分かれる。



セグメント1(Segment 1)

 1~9位と、10~24番グリッドを争う。25位以下はグリッド獲得とはならない。セグメント1終了時、10~24位は10~24番グリッド獲得となり、1~9位はセグメント2&3進出となる。



セグメント2&3(Segment 2 & 3)

 ファスト9(Fast 9)とも呼ばれる。ポール・ポジションから9番グリッドまでを争う。この日最後の1時間を使って行われる。

 このセグメントでは、例外でアテンプトが2回まで可能(ただし、セグメント1の記録は無効となる)。また、2回目のアテンプトをおこなっても1回目の記録は無効とはならず、どちらか速いほうの記録が有効となる。

 ポール・ポジションから9番グリッドまでは、予選最終日(バンプ・デー)でバンプアウトの対象にならない。



インディ500:バンプ・デー(Bump Day)(2012~2013年)
インディ500の予選方式(2012~2013年)

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